三ツ井 義明さん

(CK主任)

日本料理をメインに10年以上経験を積んだあと2017年に観光荘へ中途採用で入社。2018年より現職。現場を和ませるムードメーカー。

観光荘に就職しようと思ったきっかけは?

妻の家族と一緒に暮らす事になり、岡谷に移り住んだことがきっかけです。岡谷は鰻の街なので、「鰻の勉強が出来る良い機会だな」と思い観光荘の面接を受けました。まず会社見学をさせてもらったときの対応や感じがとても良かった。施設や設備が充実していて、働く環境が整っているなと感じました。

転職する前はどんなお仕事をしていましたか?

調理の専門学校を卒業した後、長野県内の旅館や飲食店で10年以上働いていました。和食中心のコース料理や割烹料理を作っていて、昔気質の職人さんのいる職場で、経験を積ませて頂きました。

実際働いてみてどうでしたか?

CK(うなぎの加工工場)のスタッフ募集だったので、「鰻をさばく」ことは初めての経験でした。日本料理に携わってきた自分を「ずっと同じ仕事になるけど大丈夫?」と心配して頂きましたが、それは最初からわかっていて転職したので問題ありませんでした。逆に、今までは、コース料理の組み立て、仕込み、とやることが沢山あったので、少し気が楽になりました。苦労したことは、入社当時、自分も含め2人で鰻をさばいていたんですが、今でこそ鰻を1日で少なくても200キロさばくのですが、最初は、1日40キロしかさばけなくて「生産間に合うかな」と。周りにも助けてもらいながら、とにかく頑張りました。日々の積み重ねで徐々にさばける量が増え、半年もしないうちに必要な分をさばけるようになりました。

長く経験してきた中で、観光荘と他の職場との違いは?

今までの職場は年功序列が厳しくて、包丁を握らせてもらうまでの下積みが本当に長かった。観光荘は、入社2年目の子が鰻を焼いたり、若い子にも経験をどんどん積ませていく。恵まれた環境だなと思いました。繁忙期は本当に大変だけど、定休日は毎週あって、まとまった休みもある。みんなでしっかり休むことはモチベーションアップにもつながると思います。

これからの目標を教えて下さい。

現在、主任という役職を頂いているので、下の子にも指導することもあります。若い子のモチベーションを上げて、やる気を持たせてあげることを意識しています。近々、CKの改装もあるので、改装してもスムーズに業務がこなせるように準備したり、衛生的にも安全で、さらに生産量が増えるように考えています。誰が来ても同じ作業がスムーズに出来ることが理想です。個人的には、ここで働きながら、自分でも商売をやりたいんです。自宅でお弁当を販売するとか。社長にそんな夢を話すと「いいじゃん!」と応援してくれています。頑張った分だけ評価してもらえる、働きやすい職場です。